8月17日
茨城県行方市の老人ホームに入居していたEさんが肺炎で亡くなりました。
天涯孤独の身だったのでホームに入居する際も私が身元保証人になってお世話していました。
16日朝に気分が悪くなり急遽入院、ホームの人から電話をもらい、すぐ駆けつけました。
病室に着くとEさんは酸素マスクをつけて息苦しそうにしていて、意識も朦朧としている感じでした。
先生が酸素マスクでは効きませんので、人工呼吸器をつけますか?と私に聞きました。
私は逡巡しましたが、「それは結構です」と答えました。
ちょうど2ヶ月くらい前Eさんと面会した時にそんな場面になった時は延命治療はしないと話し合ったばかりだったのです。
「人工呼吸器をつければ今の息苦しさからは開放されるかもしれないが、それをつけたらあとではずすことはもうできない。植物人間になって生きながらえることはより苦痛になるのだ」そう私は思いました。
そして17日の朝に帰らぬ人となりました。
21日に荼毘だけを済ませ9月以降に自然葬にします。
遺品整理や役所手続き、遺言執行などまだやる事がたくさんあります。