平成28年12月4日
12月だというのに暖かく、波も静かで絶好の自然葬日和となった。
サーフボードに興じる若者が遠くに見えるが彼らにとっては残念な日なのだろう。
埼玉のM様は今年の5月に墓じまいをしてここ葉山で自然葬をした。
ご自身の最期を知っていたのか、見事なタイミングで整理をして、10月に亡くなった。あっぱれとしか言いようがない。
まるで湖のように静かな海に11人の参加者がそれぞれ遺灰を撒いた。
波があるときは遺灰を包んだ紙は左右に揺れながら溶けて行くが、今日はゆっくりと真下に沈むように溶けてやがて見えなくなっていった。
年に数回このような特別な日がある。