25年6月某日品川区のTさんの依頼で、
愛知県の南、知多半島先端にある寺に眠っている
ご尊父様の遺骨を引き取りに行きました。
長閑な田園風景が広がるこの地にある報恩寺の対応は
誠に誠実で確かなものでした。
多くの場合散骨にするため遺骨を引き上げると言うと難色を示し、
離檀料や墓石撤去工事費など高額な料金を請求する寺が多いのですが、
ここは極めて定額で手続きも簡単でした。
Tさんは高齢でもう地方の墓を管理できないので
この際自然葬にすることにしたわけです。
「これで一安心です」とほっとされたご様子でした。