5月30日月曜日、昨日に引き続き葉山での自然葬になった。
昨日とは打って変わって生憎の雨模様である。
10時出港の予定だったが、午後からは雨が上がりそうだったので出発を延期し、様子を見ることにした。
昼前には空が明るくなったので11時半に出港した。
桟橋は昨日の喧騒が嘘のように静まり返り、空も雲が低く垂れこめているものの雨は上がり、かえって幻想的な雰囲気になりいい感じになってきた。
横浜のM様は娘さんが一人なので、将来墓の管理ができないということで、墓地を整理し3柱を自然葬することにした。
亡くなった御尊父がご両親を両脇に抱えるイメージということで三つの包みを横長に糸で結びたくさんの花びらとともに海に還した。
いつの間にか数羽のカモメが近寄り様子を見ていた。
少し風があったのであまり沖合に出ず、割と近場で船を止めた。
目印は葉山の御用邸の近くだ。
いずれは母堂も「ここでね」とおっしゃった。