7月15日土曜日相模湾での合同葬に出席しました。
平塚のホテルサンライフをバスで出発して10分ほどで港に着きました。やや風はあるものの梅雨時にこの天気はラッキーです。
右手に伊豆半島、左手に江の島を望み、後ろには大山が、そしてさらに沖に向かいますと、富士山の頭が雲の隙間から見えてきました。
亡くなった篠原さまは生後間もなく大けがをし足に障害が残りました。
結婚は諦め、生活手段を確保するため猛勉強をし薬剤師になり、水戸で薬局を開きました。「株ですこしもうかっちゃったのよ」といたずらっぽくにこやかに話してくれたことがありましたが、他人には到底わからない苦労と壮絶な人生ドラマがあったに違いありません。
最後は「海に撒いてね」との遺言で私に託されましたが、約束を果たせて一安心です。