平成30年6月23日(土)横須賀観音崎沖にて葬送の自由をすすめる会主催合同葬に参加した。
梅雨のさなか、今にも泣きだしそうな空模様だ。しかしうっすらと明るいところもありなんとかこのまま持ってほしいと願っていた。

私は高島平の故S様の遺骨を持っていた。
5、6年前から急に体調を崩し生活保護を受けるようになった。
去年板橋の帝京大学病院に入院していると聞いて、お見舞いに駆け付けたところもう末期のがんで余命3か月とのことだった。
見立て通り3か月で亡くなった。
息子がいるが小さいころ別れてからは会っていないということで、複雑な事情が推察された。
あと3か月と知っていても気丈にふるまわれていたが、最後に少しだけ泣いてしまったのか、ちょうどデッキに出て今撒こうとするときに細かい雨が降ってきた。
天泣、微雨、涙雨・・この雨はなんというのか考えていた。