2023年4月30日
一週間前から天気予報とにらめっこで、この日だけが傘マークがついていた。
多少の雨なら行きましょうとI様とも話し合い、当日を迎えましたがぽつぽつ降る程度。この程度なら大丈夫と現地に向かいました。
冒頭のあいさつで「本日は生憎の雨で・・ではありません。新緑のなか木々を濡らす雨を翠(みどり)の雨と書いて翠雨(すいう)といいます。時折降る雨はY様の涙雨、絶好の自然葬日和となりました」と申しあげました。
植樹した桜の根元に6名が各々遺灰を撒き終えた時、長男の奥様が突然讃美歌を唄いましょうと言いました。

♪いーつくしみふかーき とーもなるイエスはー

葬儀でも結婚式でも歌う定番だ。
私も即席合唱団に参加し声をあげた。
荘厳な讃美歌がにび色の西多摩の空に響き渡った。

帰り道話を聞けば長男夫婦はプロの歌い手で結婚式場で歌っているとの事。
やっぱりな。さもありなん。