2025年5月10日
数日前から警報級の大雨予報で、前日の予報も昼までは大雨のマークだったが、よい方にはずれ午前中から雨はやんでいた。
ずぶぬれ覚悟で真鶴に向かったが、全然肩透かしだが海はうねりが残っていた。
めったに船酔いはしないが、この日ばかりはさすがにへこたれた。
自然葬は、肉体労働である。と大いに実感した。

長いおつきあいだったK様。伊豆高原のゆうゆうの里に転居されてからは何度も訪問し、施設長もよく便宜を図ってくれた。
施設からも二人参加され最後のお見送りができ、肩の荷が下りほっとするはずだったが、帰路につくまでの間、激しい揺れと闘いながら、遠のく意識と闘いながら、片手にエチケット袋を持ちながら、1秒でも早く地面に足がつく事を祈っていた。